「介護医療院」で安らぎのある生活を

高齢者向け施設「介護医療院」で働こう!求められる人材とは?

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介護医療院で求められる人材は?

介護医療院で働こうと思ったら、介護医療院が人材に求めている部分と自分を照らし合わせてみましょう。介護医療院が担うことになる高齢者の看取りのあり方については、最初からしっかりと学んでおく必要があります。

介護医療院で求められる人材は?

介護医療院で働く人の職種や人数の割合

介護医療院では、介護と医療の分野を専門とするさまざまな職業の人が働いています。どの職業の人が何人求められているのかは、I型かII型かで基準が異なります。
医療ケアの必要性や介護度が高いI型の場合、医師48対1、看護師6対1、介護職員5対1、薬剤師150対1の割合で、II型の場合、医師100対1、看護師6対1、介護職員6対1、薬剤師300対1となっています。
栄養士とケアマネジャーは100対1、理学療法士、作業療法士、精神保健福祉士、医療ソーシャルワーカー、介護福祉士、事務職員、医療秘書などその他の職種は適当数というのがI型II型両方に共通する基準です。

介護医療院に向いている人とは

介護医療院で働く人に求められるのは観察力や協調性です。入所者の様子を日頃からよく観察し、相手の心に寄り添って介護できる人は入所者にも喜ばれます。単調な仕事の繰り返しでも向上心を持って取り組める人も介護医療院向きです。さまざまな専門職の人とチームを組んで介護に取り組む現場なので、コミュニケーション力も求められます。また、着替えや入浴などの介助をこなせるだけの体力も必要です。

看取りのあり方について考える

多死社会ともいわれる今の時代、介護に関わる業界全体で考えなければならないのが看取りのあり方についてです。これまでずっと看取りを行ってきた特養ですら、看取りについての理解が不足している状況です。
看取りの必要性が高まるにつれて忘れてはならないのが、介護職員の精神的負担をケアするグリーフケアです。終末期のケアに関する知識が不十分なままだと、必要以上の負担を抱えてしまうことになりかねません。介護職員は医療ケアは行わない立場なので、終末期にできることはその人の尊厳を最後まで大切にすることです。入所者とその家族の不安を感じ取りつつもその不安に流されず、落ち着いた態度で相手の心に寄り添わなければなりません。いざというときにそれができるようになるためには、看取りについて踏み込んで勉強しておく必要があります。どのような看取りが望ましいのかは、個人の価値観や死生観によってそれぞれ異なります。大切なのは、最期を迎えようとしている人が最期にどうありたいのかをできる限り理解しておくことです。個人としては受け入れ難いようなことでも、それが入所者の希望であるならば受け入れる覚悟が必要なのです。

介護医療院での仕事に興味のある人へ

介護医療院で求められる人材は?

介護医療院では、介護や医療のさまざまな分野で働く人の割合が決められています。介護職の場合、入所者1人に対してI型なら5人、II型なら6人です。介護医療院に向いているのは、観察力や協調性があり、職場の仲間とのコミュニケーションが円滑に取れる人です。また、看取りについての知識を取り入れておくことも大切です。看取りにおいて大切なのは、終末期にある入所者の尊厳を第一に考えて介護に取り組むことです。

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