「介護医療院」で安らぎのある生活を

高齢者向け施設「介護医療院」で働こう!介護職のポイント

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心に留めておきたい、介護職の大切なポイント

介護職で働こうとしている人がおさえておくべき重要なポイントがいくつかあります。介護医療院は高齢者の介護から看取りまで行う施設なので、多くの人の死に立ち会うための覚悟も必要です。

心に留めておきたい、介護職の大切なポイント

介護職員の仕事は奥が深い

介護職と聞くと、着替えやおむつ替え、入浴や食事の介助をイメージするかもしれませんが、介護職員の仕事は見えている部分以上に奥深いものです。高齢者の世話をするにしても、本人が自分でできることは自分でやってもらえるように世話をします。なんでも代わりにやってあげるという立場ではなく、あくまでも高齢者の自立支援を行う立場です。高齢者のことを何もできない弱い人と見るのではなく、長い人生を生き抜いてきた人たちであるという尊敬の念を持って接することができる人こそ、介護職員としての資質がある人といえます。
施設で暮らす高齢者にとって、自分のことを自分でできるというのは人としての尊厳に関わる大切なことです。自分でできることが少しでもあれば、高齢者は人に支えられつつも生きていられる喜びを感じることができるでしょう。

介護を受ける側の状況を理解

介護と共に医療ケアを受ける必要がある高齢者は、時間の経過とともにできることが減っていきます。介護職員が日常的に目にするのは、ほとんどのことを自分でできなくなってしまった高齢者の現状です。ここで想像したいのがその人の歩んできた長い歴史です。おそらくは、ひとことで語り尽くせないほど多くの経験を経て人生の終わりを迎えようとしていることでしょう。もし可能であるならば、どんな人生を歩んできたのか話を聞いてみましょう。そこからさらなるサポートの糸口が見つかるかもしれません。

人の死に立ち会うことが日常

介護医療院で働く人は、必ず入所者の最期に接します。心を込めて介護してきた人が次々に亡くなっていくのを見るのはとても辛いですが、だからこそその人にとって納得のいく最期になるよう最善を尽くしたいものです。人生の終わりを迎える人々から学んだことは、ぜひ他の入所者のケアに生かしましょう。

団塊の世代を迎える介護業界の今後

2025年には、団塊の世代と呼ばれる人々が後期高齢者になります。ベビーブームの世代ということでかなりの人数になることは間違いありません。まだ元気に活動できる高齢者が多い一方、後期高齢者の絶対数が増えることで介護医療院を必要とする高齢者の数も増えることは容易に予想できます。経験豊富なこの世代の利用者が求めるサービスの質は、今よりもっとハイレベルになるかもしれません。いろいろな個性を持った入所者の介護を首尾よくこなすのはとても大変ですが、それだけにやりがいも大きい仕事です。長い人生を生き抜いてきた人々と接する日常からは、多くのことを学ばせてもらえるでしょう。

介護医療院での仕事に興味のある人へ

介護医療院で求められる人材は?

介護医療院では、介護や医療のさまざまな分野で働く人の割合が決められています。介護職の場合、入所者1人に対してI型なら5人、II型なら6人です。介護医療院に向いているのは、観察力や協調性があり、職場の仲間とのコミュニケーションが円滑に取れる人です。また、看取りについての知識を取り入れておくことも大切です。看取りにおいて大切なのは、終末期にある入所者の尊厳を第一に考えて介護に取り組むことです。

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